ご存じですか?断熱等級 ~断熱性能についてHEAT20とは?ZEHと何が違うの?
◇ 断熱等級とは ◇
正式名称は「断熱等性能等級」といいます。
住宅の断熱性能を示す指標です。国土交通省が定めた「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」において設けられており、数字が大きいほど断熱性が高いことを示します。
国土交通省:住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設(PDF)
https://www.mlit.go.jp/common/001585664.pdf
等級 | UA値 | 概要 |
7 | 0.26以下 | HEAT20 G3レベル 2022年10月に新設 |
6 | 0.46以下 | HEAT20 G2レベル 2022年10月に新設 |
5 | 0.6以下 | ZEHレベル(Nearly ZEH) 2022年4月に新設 2030年以降の最低基準 |
4 | 0.87以下 | 次世代省エネルギー基準 等級5が新設される前の最高等級 2030年以降の最低基準 |
3 | 1.06以下 | 平成28年省エネ基準 |
2 | 1.60以下 | 平成11年省エネ基準 |
1 | 2.80以下 | 基準値 |
上表中のUA値とは、外皮平均熱貫流率のことで、住宅全体からどれくらい熱が逃げるかを表す値です。UA値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高くなります。
2022年4月には等級5、
2022年10月には戸建住宅のみ等級6・7が新設されました。
2025年以降に新築する住宅では、断熱等級4以上、
2030年には等級5以上の義務化が決まっています。
断熱等性能等級は、住宅の快適性とランニングコストに大きく影響します。
断熱性能が高い家は、冬は暖かく夏は涼しく、冷暖房の効きが良いため、
電気代やガス代を節約できます。
◇ ZEH? HEAT20? いろいろあって困りますよね ◇
ZEHとHEAT20は、日本の高断熱住宅の普及を推進する2つの指標です。
【ZEHとは】
Net Zero Energy Houseの略称で、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ以下となる住宅を指します。ZEHには、断熱性能の高い外皮と太陽光発電などの創エネルギー設備の組み合わせが必要です。
ZEHについての細かい内容は↓↓をどうぞ
※アスカホーム ZEH住宅 : https://aska-home.co.jp/feature-zeh.html
【HEAT20とは】
HEAT20は、20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が定めた住宅の高断熱性能基準です。
では、アスカホームのRシリーズ、Sシリーズの断熱性能欄にもある、
HEAT20 G2グレード以上というのはどういう意味なのでしょう?
アスカホームの注文住宅ラインナップ
https://aska-home.co.jp/lineup.html
【HEAT20の基準】
20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が定めた住宅の高断熱性能基準です。HEAT20は、UA値と一次エネルギー消費量という2つの指標に基づいて、G1、G2、G3の3つの等級に区分されています。
それぞれの等級には細かい分類がありますが、少しわかりにくいので、簡単にご説明しますと以下のようになります。
G1:UA値0.56w/㎡k。ZEH基準よりも高い断熱性能を有する。
G2:UA値0.46w/㎡k。光熱費を大幅に削減できる。(ZEH=UA値0.6w/㎡k)
G3:HEAT20の最高基準。(UA値0.26w/㎡k)さらに高い断熱性能と快適な室内環境を実現。
主に、G3はG1やG2よりも建築費用が高くなります。
寒冷地ではG3、温暖地ではG1でも十分な場合があります。
最上級の性能を重視する場合はG3、初期費用を抑え快適にしたい場合は「G2」がおすすめです。
【HEAT20の目標】
〇 地球温暖化対策
〇 省エネルギー化
〇 快適な室内環境の実現
【ZEHとHEAT20の関係性は?】
だんだん混じってきてしまいそうですよね。
HEAT20 G2はZEHレベル以上の断熱性能が条件となっています。
HEAT20 G2>ZEH
アスカホームはZEH基準、HEAT20 G2以上です。
HEAT20 G2は、ZEHよりもさらに高い断熱性能を求めています。
HEAT20 G2レベル以上の住宅は、ZEHよりも光熱費を削減できます。
HEAT20 G2>ZEH
【ZEHとHEAT20の選び方】
ZEH: 太陽光発電などの創エネルギー設備を設置したい方。
HEAT20: 断熱性能の高い住宅を建てたい方。
HEAT20 G2は、ZEHとHEAT20のバランスが取れたレベルと言えます。
断熱等級やZEHといった制度はおもに、快適で省エネ、暖かい家を建てる基準の一つです。
現在政府は、温暖化対策に伴ってこの断熱等級が高い家を建てることを推進しています。
家の中の温度差が大きいと健康にもあまりよくありませんし、ヒートショックのリスクもあります。
若いから関係ないと思われる方もいらっしゃるのかもしれませんが、長く住む家です。
将来のリスクをさけながら、光熱費をぐんと抑えて省エネという意味でもとても経済的です。
また、政府が推進していますので、断熱性能については補助金も様々あります。
新築住宅・リフォームそれぞれに対応していますので、せっかく新築住宅を建てるのなら、ぜひ省エネで暖かい家になるように断熱等級も選ぶ基準にされてみてください。
断熱等性能等級を判断するには、建築士や住宅会社に確認する必要があります。 新築住宅を検討している方は、断熱性能を重視して、バランスのとれた住宅をお勧めします。
アスカホームでは、建築家によるオリジナル設計。
建てる方の日常生活習慣や生活環境、建てる場所の日の当たり方、風の通り方、道路や近隣の環境などを考慮に入れて設計しています。
自分だけの我が家、理想の住まいを検討されている方はぜひ一度ご相談ください。
もちろん断熱性能や耐震性能もばっちり対応しています。
詳しく聞いてみようかなと思った方は↓↓より。
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