家を建てようと思ったら最初に思うこと。


どんなデザインが良いかな？

キッチンは？

間取りは？　　と夢がふくらみ、、と同時に


次は　予算っていくら用意すればいいんだろう？？？


となるのではないでしょうか？


広さは

2人で生活だと大体　60～75㎡　くらいかな

たぶん　3人だと75～100㎡　くらいかな、


だとすると　この会社の坪単価はいくらだから、予算はきっとこのくらい必要かな・・・




その計算方法、果たしてあっているのでしょうか？

家についての知識がない（ふつうはないですよね）の状態から目安を見つけるのに

おそらく一番手っ取り早い坪単価。


そして、その工務店やハウスメーカーの大体の相場観が分かりそうな感じがして

坪単価が安く記載されていれば

ここで建てれば予算は低く抑えられそう、、、と感じます。


だからこそ目安として坪単価がいくらなのかを知りたいと思いますよね。

ただ、この坪単価、実際には見落としがちな落とし穴がたくさんあります。




①　坪単価が安くても　建坪が広ければ総額は上がる

特にハウスメーカーなどに多い、プランと広さがある程度決まっているような建て方ですと、

一見安いように見えても総額としては上がってしまいます。


坪数が狭くても、快適に過ごせる間取りがありますし、

坪単価が安くても快適な場合もある。


逆に坪単価が少し高めでも、快適で自分たちのライフスタイルにあっていれば、

それは安く感じるかもしれません。


きっと根底の問題は、坪単価ではなく、

どんな家に住むことが自分たちのライフスタイルに合っていて、

過ごしやすいと感じることが出来るのか、ということと、

総額どのくらいが自分たちのライフプランや予算感にフィットするのか

ということなのではないでしょうか。

②　そもそも坪単価に何が含まれているのかは会社によってさまざま。一律に比べることが難しい。
　　そして、お客様目線と住宅会社目線には違いがあります。


お客様目線でいうと、

坪単価は、実際にしっかり建ってしまった後に、

坪数で割ったときの金額をイメージするのではないかと思います。



対して住宅会社目線では

坪単価はあくまでも家の基本的な部分について言っている場合が多いです。

ですので、スタートからずれがあるということと、

先ほども触れましたが、何を含めるかはそれぞれの基準なので、

含める範囲を狭くして、坪単価を安く見せることもできます。

後で総額高くなったイメージを持たないように、そこそこ含めておこう、ということもできます。




③　装備をどこまで追求するかによって全く変わる

省エネ対策をしっかりとしたZEH基準の家なのか、そうではないのか、

材料は何を使うのか、など、当たり前ですが使うもので全く変わりますし、

先ほども触れましたが、そこまで坪単価に含めるのか、そうではないのか、で変わります。

坪単価というのは　本当に基準がなく、あいまいなものだと思います。




④　2階建てにするのか、平屋なのかでも坪単価はかわるし、一般的に坪数が広くなった方が通常坪単価は安くなる。

例えば総二階だと基礎部分が2階の面積分は必要ないので、坪単価は下がります。

また敷地が広いと、共通設備を坪数でわるので坪単価は下がる傾向にあります。

とはいえ、いったんの目安としてとらえることはできて

実際には、大きなハウスメーカーなどは、

坪単価ベースで概算の予算感が出せるようにしていたりします。

これは、その都度性格で細かいお見積り出すのではなく、

ある程度この広さでこのプランだと総額はこれくらいですよ、

とすばやく概算をお伝えできるからです。
（もちろん結局は細かく御見積が出るまで金額はわかりませんが・・・・）

では、何を基準に家を建てるのが良いのでしょうか？


今の家賃ベース？


この考え方で予算を考える方が多いのではないでしょうか？


とても　とっても　分かります。


いま支払えている金額と同じか少しだけオーバーするくらいだったら無理がないかなって


そう思いますよね！　たしかに。


私も含め、人間はどうしても「今」だけを見てしまう生きもの。

ですが、家は基本的に一生住むもの。



ですので、人生設計（ライフプラン）が必要です。

収入はきっとずっと同じではありません、

同じくお子様がいらっしゃれば、成長につれて教育費など今にはない出費が出たりも

します。

また、今のアパートで支払っている「光熱費」については

家を建てれば下がる場合があります。（高性能住宅にした場合）

これら様々なことを判断、検討して、将来かかるコストも考え予算を算出するべきなので

「適正な」予算感をつかむためには、人生設計（ライフプラン）が必要です。

そんなこと言われても

どう計算したらよいのやら・・・

そんな時はアスカホームにお尋ねください。


なんだ、結局そこか、、、と思われてしまいそうですが(笑)

誓って押し売りいたしませんのでご安心ください。

プランニングをお出しすることもできますがこちらは有料となりますので

どういう考え方で計算したらよいのか、

どういう基準で考えていけば良いのかのアドバイスができます。

いかがでしたでしょうか？

坪単価、　一番分かりやすそうで、一番わからないもの。というお話でした。

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