家づくりで使う癒し効果のある スギの木のお話

 

こんにちは、アスカホームの赤松です。

 

車の運転が大好きなので、休みの日は朝早くから出かけます!海も好きですが、気が付くとだいたい山の方へ向かっています。

 

先日は、朝倉郡東峰村小石原にある「行者杉ぎょうしゃすぎ」へ行ってきました。

大きな杉の木がたくさん並んでいます。

英彦山に峰入りする修験者が植えた杉の穂が大木に。その長い年月をかけて育ったものが「行者杉」と呼ばれているそうです。樹齢約200年から600年。

大王杉「行者の父」樹齢約600年。

霊験杉「行者の母」樹齢推定600年。

上の方は、4本?に分かれていました。高さは、50mを超えているそうです。立派ですね。

 

杉と聞くと、すぎ花粉症の方はよい印象がないと思いますが…。

家を建てる材料としては、日本全国に分布し加工しやすく美しさのある針葉樹です。

 

古くから建材として使われている杉は、屋久杉・秋田杉・吉野杉他などがあります。奈良の法隆寺をはじめ数多くの歴史的建造物に使われている木材です。

 杉のよいところ

カビに強く調湿作用がある。

(軽くて空気をふくむ杉は、室内が乾燥気味の時は湿気を放ち、また室内の湿度が高いときは、湿気を吸収する特徴があるそうです。)

断熱性の高さ(杉は温度変化が少ないため夏は涼しく、冬はヒヤッとせず快適に過ごせます。)

芳香性(杉の無垢材が良く香りリラックス効果や熟睡効果や精神を整える効果などがあるんだとか)

塗装ができる(自然塗料が染み込んで着色してくれる為、木目を隠さずに杉の木の良さを発揮できます)

耐久性と美しさ(昔の建造物にも使われる杉、多くの建物に採用されてきた理由として、耐久性があります。)

 

デメリットとしては、非常に柔らかいという特性があり、加工がしやすい反面柔らかさゆえ表面に傷がつきやすい特徴や雨季に床板を貼ると乾燥時期は縮んで隙間がでたり、また戻ったりと呼吸しているかのような特徴がありますので、その特徴を理解し採用するか判断するとよいと思います。

特に「お子様の健康や自然素材を意識」されている方や「温かみのある家に住みたい」方には、杉の無垢板は人気です。和風になりがちですが、インテリアなどでオシャレに飾るのもよいですね(^^♪

家づくりに適したよい木は他にもたくさんあります。

 

・ヒノキ・・・木目が美しく、湿気に強く耐久性に優れている。消臭・抗菌・抗アレルギー効果

・マツ(パイン)・・・節目が多いが柔らかく、加工性に優れている。

・クリ・・・水にも虫にも強く、耐久性はヒノキをも凌ぐ。

・ナラ(オーク)・・・強度が高く、耐久性がある。木目がはっきりしている。

・ケヤキ・・・白蟻に強く、耐久性が高い。硬く、加工は技術が必要。重厚な質感がある。

などなど、種類は他にもありますが…。

木の特徴をいかし使用する箇所によって、使い分けています。そんなよい材料なので、アスカホームでも使っています♪

 

そんな大昔からある木。私たちの生活にはかかせないものなのですね。

そんなことを考えながら、次の休みにはどこへ行こうかと思案中(笑)

 

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