子供部屋は本当に必要?家づくりで考えるべきポイント

 

子供

 

これから家を建てる時、よく話題になるのが「子供部屋をどうするか」。

間取りを考える際、子供専用の部屋を作るべきか迷う方も多いでしょう。実際のところ、家に子供部屋がなく、リビングに宿題などができるスペースを作って過ごしている家庭もあります。
 
子供部屋が果たして本当に必要なのか、またどのように設計すれば良いのか、今回はその点について詳しく見ていきます。

では、子供部屋を用意することには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

今回は、「子供部屋はいらない?」と悩む方のために、子供部屋を用意するメリットや、その際に押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説していきます。

 

子供部屋のメリット

 

まず、子供部屋があることによるメリットから考えてみましょう。

 

子供部屋

 

① 子供のプライバシーを尊重できる
 
子供が成長するにつれて、自分だけの空間やプライバシーが保てる空間が必要になってきます。特に思春期になると、友達との会話や勉強に集中するために個室が必要と子供自身が思うようになってきます。
 

② 集中力を養う環境づくり

子供が勉強や趣味に集中できる環境を提供するのも、子供部屋の大きな役割です。家族の生活音が気にならない場所で、自分だけの時間を過ごすことができるのは、学習習慣を育むのに効果的です。
 
 

③ 自立心をはぐくみ、片付けや自己管理の訓練になる

自分専用の部屋を持つことで、子供はその空間を自分で管理するという意識を持ちやすくなります。おもちゃや勉強道具を片付ける習慣も、子供部屋があれば自然と身につくかもしれません。
 
 

子供部屋のデメリットや考慮すべき点

 

 

子供部屋のデメリットや注意点はどんなことがあるでしょうか?

 

① 家族とのコミュニケーションが減る可能性
 
子供部屋が快適すぎると、部屋に閉じこもりがちになり、家族とのコミュニケーションが減る可能性があります。特にデジタル機器が充実している環境だと、さらに家族の時間が疎かになりがちです。
 
 

② 子供の成長による変化
 
子供部屋は必要だと思って作っても、小さい頃はリビングで過ごすことが多いですし、両親と一緒に寝たりということも多いため、作ってもなかなか使わず必要性を感じないという時期があります。
 
また、一方で、こんどは子供が成長して独立すると、使わなくなることがあります。使用する期間が短いからいらない、と考える人も多いようです。

そのため、子供が巣立った後の利用方法もあらかじめ考えておくと良いでしょう。たとえば、将来は書斎やゲストルームとして使えるように設計するのも一つの手です。
 
 

③ 広さや配置のバランス
 
家の広さによっては、子供部屋を設けることで他のスペースが狭くなる可能性もあります。特にリビングやダイニングなど、家族が集まる場所が圧迫されるようなら、無理に子供部屋を設ける必要はないかもしれません。平屋を建てることをイメージしているけれど、敷地面積を考えたら、子供部屋を設置できないという場合もあります。
 

子供部屋がない選択肢

 

 

最近では、あえて子供部屋を作らないという選択肢も増えています。

その理由の一つが、「家族のつながりを大切にしたい」という考え方です。

小さな子供の場合、親の目が届く範囲で過ごす方が安心できることも多いですし、家族が集まる空間で一緒に遊んだり勉強したりすることで、絆が深まります。

 

また、家の広さに限りがある場合は、リビングの一角に学習スペースを設けるなど、柔軟なアイデアを取り入れるのも有効です。壁で仕切られた部屋ではなく、オープンスペースにすることで、親が見守りながら子供が成長できる環境を作ることができます。

 

子供部屋を考えるときのヒント

 

子供部屋の必要性は、家族のライフスタイルや子供の年齢、家の広さによって異なります。

以下のヒントをもとに、家づくりの計画を立てると良いでしょう。

 

① 将来の変化を見越す
 
子供は成長しますし、ライフステージによって必要な空間も変わります。幼少期は家族との共用スペースを重視し、思春期に近づいたら個室を作る、といった柔軟な設計も可能です。将来的に部屋を拡張したり仕切ったりできる設計を考えておくと良いでしょう。
 
 

② マルチファンクションな空間づくり
 
子供部屋を作るにしても、勉強や遊びだけでなく、将来的には書斎や趣味部屋に転用できるような柔軟なデザインを考えておくと、無駄なく家を活用できます。
 
 

③ コミュニケーションスペースを大切に
 
子供部屋があっても、リビングやダイニングといった家族が自然に集まるスペースは重要です。家族が顔を合わせてコミュニケーションをとる場をしっかり設け、子供部屋にこもりすぎない環境作りが大切です。
 
 

まとめ

 

「子供部屋が必要かどうか」という問いには、明確な答えはありません。家族の価値観やライフスタイルによって、その答えは変わります。ただ、家族のつながりを大切にしつつ、子供の成長に合わせた柔軟な住まい方を考えることが、最良の選択につながるでしょう。

 

これから家を建てる方は、家族全員の将来を見据えて、子供部屋の必要性をじっくり考えてみてください。

 

アスカホームでは、建築家と一緒に、家づくりのアドバイスをしています。

自分の家に子供部屋が必要か悩んだら、一緒にライフスタイルを見直して、相談することもできます。

ご家庭に合わせた必要性のアドバイスもできますので、これから家を建てようと考えているけれど、
〇 自分たちにはどんな間取りがあっているのかわからない、
〇 子供部屋が必要か、どっちがいいかわからない、
〇 2階建てか、平屋か迷う、

そのほか、迷ったらまずご相談されてください。

 

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