断熱性能(高断熱)のあれこれ
こんにちは(^-^)アスカホームです。
12月に入り、冬らしい寒さがやってきましたが、皆様いかがおすごしでしょうか?
今年は、電気や、灯油、ガス、ガソリンなどすべての燃料が値上げラッシュとなってしまい、光熱費の負担が気になるところですよね。
そこで気になるのが、光熱費の節約について。
家の断熱性能が冷暖房の効きを左右する事をご存じでしょうか?
そして、断熱性能が高いと光熱費をグ~ンと抑える事が出来ます。
高断熱をかなえるには、高気密も必要になりますが、まずは高断熱についてお話ししたいと思います。
高断熱をかなえるために、まず最初に思いつくのは断熱材です。
(気密性能については、また後日)
アスカホームでは、断熱材に、旭化成建材(株)が販売する「ネオフォーム」というという断熱材を使用しています
ほかにも「グラスウール」や「発泡ウレタン」が原料となる断熱材があります。
そこで、
それぞれの断熱材の良いところ(メリット)についてお話したいと思います。
1.ネオフォームについて
フェノール樹脂が原料です。
ちなみにこのフェノール樹脂は、よくお鍋やフライパンなどの取っ手にも使われている黒い樹脂です。
熱伝導率
フェノール樹脂が原料の「ネオフォーム」の熱伝導率は、
断熱材の中でもトップクラスの0.020W/m・K 。
(※数字が低いほど、熱伝導率は低く、高性能と言う事になります。)
この断熱材は、他の断熱材(グラスウールや発泡ウレタン)と比べ、高い断熱性能を発揮します。
特 徴
炎を当てても表面が炭化して、急な燃え広がりがないといった燃えにくい性質があります。
万が一の火災の際に、煙や有毒ガスが殆ど発生しません。
経年劣化
経年劣化が少なく、25年間の平均熱伝導率が0.020W/m・K。
2.グラスウールについて
グラスウールの原料はリサイクルガラスです。
グラスウールにはいくつか種類があり、「通常のグラスウール」と「高性能グラスウール」があります。
また、「高性能グラスウール」は、さらに「10K、16K、24K、32K」がありますが、一番一般的なのは、「高性能グラスウール16K」です。
熱伝導率
高性能グラスウール16Kの熱伝導率は、0.038W/m・K。
特 徴
グラスウールの原料はガラスで、不燃性の素材です。
万が一の火災の際にも有毒ガスを発生しませんし、不燃性なので安全です。
3.発泡ウレタン
発泡ウレタンは、ポリウレタン樹脂にフロンガスなどの発泡剤を加えて発砲させた断熱材の一種でスポンジ状の断熱材です。
熱伝導率
発泡ウレタンの断熱材はいろいろなメーカーが発売しており、それぞれの熱伝導率は異なりますが、一般的なものでの熱伝導率は、0.038W/m・K。
特 徴
ウレタンは板状の物もありますが、発泡ウレタンは現場で吹付けて作業します。吹付けると発泡して固まりますが、膨らんで固まるため、隙間なく施工出来て気密性が上がります。
板状のものと違い、場所を選ばずどんなところにも断熱施工できるのが特徴です。
それぞれの断熱材のデメリット
どの断熱材のもそれぞれの良さがありますが、同時にデメリットもあります。
全ての断熱材についてのデメリット(弱点)として挙げられるのは、
施工業者の施工の技量によって性能にかなりムラが出てしまうと言う事です。
〇 水に弱い為、雨の日に断熱材の施工は厳禁ですが、それがきちんと守られているか
〇 隙間を見のがさず、しっかりとした隙間のない施工ができているか(気密性能)
などが挙げられます。
何度もお伝えしましたが、高断熱をかなえるためには、高気密にもこだわる必要があります。
モデルルームに行ったり、パンフレットを取り寄せると断熱についてのお話があるかと思いますので、是非参考にされてみて下さい。
また、それぞれの経済的なメリットなどもっと詳しくお話を聞かれたい方は、お気軽にお電話下さい。
弊社の営業ではない、一般論としての断熱のメリット・デメリット経済効果などなどについても詳しくお話いたします。
個別ご相談会なども行なっています。小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。
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